サーバ管理業務の自動化のため、Pythonでコマンドラインツールを作るということはわりと多いかと思います。 普段自分がコマンドラインツールを作るときには、そのツールを利用した際にオペレーションミスが発生する可能性を低くするために以下の点を心がけています。 dry-runオプションを用意する 実動作には明示的なオプション指定を必須にする(デフォルト動作をdry-runする) これをPythonのサードパーティ製コマンドラインパーサーであるClickを使ったやり方をまとめました。 コマンドラインパーサー Pythonのコマンドラインパーサーは、標準モジュールだとargparseがありますが、より少ない記述量でかつ実装が楽なClickがオススメです。 以下の例はバージョン6.7で試しています。