PHPカンファレンス福岡2017の登壇資料です。
![PHPのエラーと例外再入門 / php-error-and-exception](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4b36a67b214c6074ac8b269325161ff55865997e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Fa5c89a06d2e047c8b8fbf7f5b31b8821%2Fslide_0.jpg%3F8127505)
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「例外」「エラー」「異常」あたりの言葉が、言語仕様や設計の中で人によって微妙にずれた使い方されてるから、 「Expected だが Accept されないケース」を表す別の言葉が欲しい。 — Jxck (@Jxck_) 2016年8月31日 @Jxck_ 本来こう分類されて、 1. Expected/Accepted 2. Expected/UnAccepted 3. UnExpected 2, 3 をどう呼ぶかあたりで、例外, エラー, 異常などの言葉が入り乱れてて、それが広義の例外処理が誤解される原因だと思ってる — Jxck (@Jxck_) 2016年8月31日 Expected and Accepted Expected but Unaccepted Unexpected
(2015/07/02追記:PHP 7.0.0alpha2に合わせて修正しました) PHPのエラーは、エラー文言を表示するだけの警告・注意と、その場で処理を終了してしまう致命的エラー(fatal error)の2種類に大別できます。 ところで、PHP5の致命的エラーには不便な点があります。それは、set_error_handler()やその他の方法でエラーハンドリングできず、必ず終了してしまう点です。これでは致命的エラーをユニットテストするのも不便ですし、ReactPHPのようにサーバ動作させるようなプログラムも安心して使えません。 PHP7では致命的エラーが例外として実現されるようになり、エラーハンドリングの自由度が格段に上がりました。この変更の概要を紹介します。 例外のクラス階層の変更 まず、PHP7で例外クラスの階層がどう変わるかを説明します。PHP5までの例外のクラス階層は次のよう
正しさは相対的な概念である。 Bertrand Meyer [1] Bertrand Meyer氏は「契約による設計」という概念から例外を導出し、例外の必要性をエレガントに説明しています。また、彼の説明に則れば今までの議論と比べて例外をいくぶんか形式的に扱えるようになります。契約による設計を学ぶ前に、プログラムの正しさについてもう一度考えてみましょう。 プログラムの正しさ あるプログラムが正しいかどうかを判定するにはどのようにすれば良いでしょうか。最も簡単な方法は、あるプログラムの正しさを形式的に定義する事です。より直接的に言えば、あるプログラムの正しさを簡単な論理式で表現します。その論理式が真ならばそのプログラムは正しい。偽ならばそのプログラムは正しくありません。 これだけだと関数の戻り値を検査すれば良いだけのようにも聞こえます。しかし、そう簡単な話ではありません。純粋でない言語の場合、
例外を利用して実装すると便利な場合が多い この投稿では、HTTP経由でJSONを返すようなWeb APIをRailsを利用して実装するとき、エラーレスポンスを返す場合の処理をどう実装するとやりやすいのか、というニッチな話題に触れる。APIでエラーを返したいとき、即ち400以上のステータスコードと共にレスポンスを返したいような場合、どう実装するのが良いか。もしリクエストの処理中にエラーが検出された場合、それ以降の処理を行わずに直ちに中断してエラーレスポンスを返したいという場合が多いため、例外を利用して実装すると便利な場合が多い。 例外を利用しない方が良い場合もある 1つのリクエストに複数の問題が含まれている場合、先に見つけた問題だけを報告するようなエラーレスポンスを返すのか、それとも問題を抱えながらも進めるところまで処理を進めて報告可能な情報を全て含むようなエラーレスポンスを返すのか、という
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