Googleがエッジコンピューティング分野に乗り出す。クラウドと人工知能(AI)を組み合わせるもので、機械学習向け専用チップに代表されるハードウェアの取り組みを拡大する動きととらえることもできる。「エッジコンピューティングの流れを変えるゲームチェンジャー」と同社幹部は述べている。 サンフランシスコで開催中の年次イベント「Google Cloud Next 2018」で発表された。エッジコンピューティングの取り組みは、2018年に発表したIoTサービス「Cloud IoT Core」を補完するものとなる。Cloud IoT Coreは、Google Cloud上で数百万にのぼるデバイスの接続と管理を支援するフルマネージドサービス。既にノルウェーの石油企業であるAkerBPが、油田の安全性強化と予測メンテナンスに利用しているほか、駐車場や農業でも採用が進んでいるという。 イベント2日目の基調講