IETFに「New UUID Formats」という提案仕様が提出されています。 これは、時系列順にソート可能なUUID version 6, UUID version 7, UUID version 8を新しく定義するものです。 詳しい背景は提案仕様にゆずりますが、ULIDを始めとして、時系列順にソート可能な一意な識別子を利用したいというユースケースがあります。例えば、データベースのキーとして使えば、ソートせずとも順番に並びますし、書き込む際も順々に書き込めるのでデータアクセスが局所的になります。 今回は簡単に、それぞれのUUIDのフォーマットを眺めていきます。なお、フォーマットは異なりますが、バージョンを示す値は同じ位置にあります。 UUIDv6 UUIDv6は128bit長で、UUIDv1と似てるフォーマットを取ります。 1582年10月15日(グレゴリオ暦)からの100ナノ秒単位で
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