こんにちは、GCP Xの堀江(@RH_nage)です! 前回の記事では、スタートアップ経営における共通の地図の1つとして取締役会資料を捉えてみることで、意外な価値がもたらされる、という話を書きました。 本記事では、それを具体的に実現するための取締役会資料の設計思想について書きたいと思います。 スタートアップの取締役会の場で、以下のような話題になったことはありませんか? ・売上やプロダクトについてはいい議論が出来ているけど、そもそも採用の話はどうなっているんでしたっけ? ・財務情報、KPIなどの定量情報は色々開示してくれるけど、これだけみても実際何が起こっているのか掴みずらい ・KPIのこの数字は内訳を見てみないと判断できないし、逆にこっちの数字は細かすぎて全体が掴めない抜け漏れがあったり、情報の粒度が粗すぎたり細かすぎたり、、取締役会資料に限らず、会議体の資料には日常茶飯事に起こる事象な気