分解のススメ 第6回 2021/1/30
この記事はLinux Advent Calendar 2020 - Qiitaの1日目の記事です。 Tiny Core Linux(以下tcl)を使ってLinuxのブートプロセスを見てましょう。Tiny Core Linuxは軽量ディストリビューションで最小のisoイメージだと11MBほどです😃 ブートプロセスを見ると言っても電源onからの流れではなくてinitプロセスの実行に関する部分です。 この記事ではバージョン11.1のCore-current.iso を利用しています。 www.tinycorelinux.net isoファイルの構成 まずはtclのisoがどんな感じで構成されていて、Linuxを起動させるのか確認しましょう。 isoファイルの構成はこのようになっています。 $ sudo mount -o loop Core-current.iso ./mnt $ tree ./
SELinuxコンテキストの読み方 SELinuxコンテキストは「:(コロン)」で区切られた複数のフィールドからなるセキュリティラベルです。具体的に以下のようなものをSELinuxコンテキストと呼びます。 unconfined_u:unconfined_r:unconfined_t:s0-s0:c0.c1023 system_u:object_r:shadow_t:s0 system_u:system_r:httpd:s0 SELinuxコンテキストは第一フィールドから順にユーザ、ロール、タイプ、セキュリティレベルで構成されます。 ユーザ プロセスやファイルなどに付与されるSELinux上のユーザID ロール ユーザに割り当てる権限の範囲を定義したもの ロールが不要なオブジェクト(ファイルやディレクトリなど)にはダミーロールobject_rが付与される タイプ SELinuxがアクセス可否
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