筆者のようなMicrosoftの動向を追っているメディア関係者は、何年も前から同社がいずれWindows PCの仮想型サービスを本格的に提供すると予想していた。どうやらそれが、早ければ2021年の春には実現しそうだ。 Microsoftは現在、この仮想型サービスを「Cloud PC」と呼んでいる。Cloud PCは、(少なくとも当面の間は)ローカルPCにインストールされたWindows(とOffice)に取って代わるわけではない。この製品は、基本的にシンクライアントのように利用でき、WindowsとOfficeが使用できる、同社やその他のPCメーカーが製造したWindows PCを求めている顧客向けのものだ。Microsoftが仮想的に提供する、その他のソフトウェアが使用できる可能性もある。 筆者は、Microsoftの求人サイトに米国時間6月5日付けでCloud PCチームのプログラムマ