リモートサーバーとファイルをやり取りできる「scp」コマンドは、システム管理やソフトウェア開発の現場で長年親しまれてきましたが、オープンソースのSSH実装「OpenSSH」の最新版では利用を控えるべきとされています。手軽にサーバー間のファイル操作を行えるscpが非推奨とされた理由について、Linux開発者のジョナサン・コルベット氏が説明しています。 Deprecating scp [LWN.net] https://lwn.net/SubscriberLink/835962/ae41b27bc20699ad/ scpはSSHプロトコルを使ってリモートサーバーとファイルやディレクトリを送受信できるコマンドで、ローカルでのデータコピーに利用する「cp」コマンドと似た操作体系を持っています。データは暗号化されるため安全なコマンドに思えますが、近年はscpに対する脆弱性が数多く見つかっており「状況
![開発者たちが慣れ親しんだ「scp」コマンドはなぜ「時代遅れで柔軟性がなくすぐに修正できない」のか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9aefe9bf85861668df9ddd6585580ff735752ca9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2020%2F11%2F11%2Fdeprecating-scp%2F00_m.jpg)