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先日(6/22/14)、6月なのにどういう分けか早めに開催されたJuly Tech Festa 2014でConsulについて発表してきた。そのユースケースの一つとしてMySQL failoverをちょっとだけ紹介したので、ここに詳しく書いておく。 MHA MySQLレプリケーションの障害時にフェールオーバーしたい場合、MHAを使うの結構ポピュラー(日本では)だと思います。MHAは最新binlogの適用、Slaveの昇格とレプリケーションの張替えまではやってくれますが、実際のフェールオーバーの部分はユーザに委ねられていて、master_ip_failover_scriptのテンプレートをカスタマイズするか独自実装する必要があり、一般的な実現方法としてはカタログデータベースの更新かVirtual IPの切替等があります。 Virtual IPだと居残りセッションの問題や切替の保証難しかったり
斎藤です。こんにちは。 今日は、MySQLにてレプリケーション構成において、マスタサーバのフェイルオーバーを司るmysql-master-ha(以下、MHA)を用いる際、マスタサーバ接続先の切り替えにHAProxyを使ってみようというお話です。 ※MHAは0.53.0(公式パッケージ)、MySQLは5.5.25a(Oracle公式パッケージ)、HAProxyは1.4.22(CentOS6標準パッケージ)、OSはCentOS 6.3 x86_64を用いました。 ※MHAによる冗長化およびHAProxyによるMySQLの負荷分散の設定を経験された事がある前提で記述します。 本記事では、次の流れで話題を展開します。 フェイルオーバー時の接続先切り替え方法 構成(参考) なぜHAProxyなのか 切り替え方 2台構成の問題点 その他 コツ 設定(参考) 主にMHA+HAProxyによるフェイルオー
2. 形あるものは必ず壊れるのでリカバリが必要 止められないサービスなら切り替わる必要がある 復旧にかかる時間を自動化により削減したい サービス断時間を少なく抑え機会損失を防ぐ 復旧操作の自動化により人によるオペーレーション の不確実性を緩和 復旧時の人的リソースを削減できる データの保全性を向上 ※HA構成はバックアップの代用にはなりません (オペレーションミスもレプリケーションされるためです) 3. 従来の冗長構成(heartbeat+mon+mysql) MHA(mysql5.5まで) mysqlfailover(Mysql5.6以降) (費用的に)需要が少ないが以下構成も可能 • AmazonRDS(現在MySQL5.5まで、排他制御) • Heartbeat-v3+SharedDisk構成(排他制御) ※PostgreSQL,MySQL+V
MHA for MySQL の導入を検討していて、まずは社内の技術者向けに、MHA for MySQL の概要を伝えようと、主に オフィシャルなドキュメント からポイントを抜粋して社内向けの Wiki に書いてみた。本当なら、オフィシャルドキュメント全体に目を通してもらうのがいいんだけど、英語なので、はじめの一歩としては敷居が高く感じる人もいるだろう、ということで。 特に外に出してまずい情報があるわけでもないので、このブログでも曝しておきます。 MHA の概要 MySQL エキスパートとして世界的にも著名な松信嘉範氏による、MySQL マスターの HA 化を行うためのツール。Perl 製。 最小限のダウンタイムで、データの不整合を防ぎつつ、マスターのフェイルオーバーを行う、というのが主な機能。 また、既に動作している MySQL に影響を与えることなく導入できる。 機能は大きくわけると以下
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