先日、メルカリで往年の名機hp 200LXを購入。 この個体は液晶が黒く変色していることを理由に、ジャンクとして非常に安く買えた。 筆者にとって、これは3台目のhp 200LXだ。しかし、別に懐古趣味で蒐集しているわけではない。 本機は昔の機械なれどれっきとしたPCであり、VZ Editor、ATOK8というソフトウェア史に燦然と輝く名作が動き、現代水準で評価しても素晴らしい使い勝手を発揮する。 単3乾電池2本で30時間動作(ノーマル時)し、瞬時のサスペンド、サスペンドからの復帰が可能。 サスペンドさせたままなら、いつ電池交換したのかを忘れるぐらい電池の持ちがいい。少なくとも1カ月以上は電池が持ったはず。今は自己放電特性が優秀なエネループがあるから尚更だ。 本機は人に寄り添い、人生に溶け込むかのような使い勝手を持っている。 インターネットの喧騒が忘れせしめた、静謐な書斎がここにはある。 こ