Linuxサーバを標的とした「DreamBus」と呼ばれるマルウェアおよびそのマルウェアで構成されるbotネットについてZscalerが注意喚起を発信した。現段階でセキュリティ製品の多くがDreamBusモジュールを検出できていないという。 米国のセキュリティベンダーZscalerは2021年1月22日(現地時間)、Linuxを標的としたマルウェア「DreamBus」およびそのbotネットについて注意喚起を促すレポートを公開した。このマルウェアは一連のELFバイナリ*とシェルスクリプトで構成されたrマルウェア「SystemdMine」の亜種とされている。Zscalerはセキュリティ製品の多くがDreamBusモジュールを検出できないと指摘し、注意を呼びかけている。