クライアント管理サービスを手掛けるKaseyaは7月2日の午後(米東部時間、米独立記念日の週末前の金曜)、同社のIT環境管理・自動化サービス「VSA」のオンプレミス版が「高度なサイバー攻撃の犠牲になった」と発表した。SaaSサーバも念の為オフラインにした(影響を受ける顧客は世界で約3万6000)。同社は約40の顧客が影響を受けたことを確認しており、保護のためすべての顧客にVSAを停止するよう呼び掛けた。 同社の情報更新ページには3日午後1時現在、「Kaseyaからの通知があるまでVSAをオフラインのままにしてください」とある。ランサムウェアの犠牲になった顧客に対しては、攻撃者からの通告をクリックしないよう呼び掛けている。この通告自体もマルウェアである可能性があるという。 この件で顧客をサポートし、Kaseyaとも協力しているセキュリティ企業のHuntress Labsは、このランサムウェア