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既に Stage 4 になっているので諦めていたんですが、流石に見逃せないかなと思ったので TC39 の Discourse にトピックをたててみました。意見がある方はこちらにお願いします。 https://es.discourse.group/t/fix-at/983 議論に伴って私が実際に欲しかったものをモジュールにして公開してみました。 https://github.com/petamoriken/safe-at それといまいちユーザーからの声が伝わっていない感じがしたのでハッシュタグ #fix_ecmascript_at を用意してみました。協力をよろしくおねがいします。 String#char{At, CodeAt} という存在を忘れてたんですが、この似た名前のメソッドたちが引数を整数に丸めるのに String#at が丸めないのはたしかに変だということに気づいてしまったので、自
TL; DR 変数をダブルクォートしない使い方は上級者向けの危険な機能です! $@ と $*(または配列の全要素)をダブルクォートしない使い方は知る必要すらありません! ShellCheck を導入すれば誰でも簡単に正しい書き方がわかります!! 2021-08-21 補足 この記事は dash や bash などの POSIX シェルの一般的な動作を解説しており zsh のデフォルトとは異なります。記事の中でも説明していますが zsh の場合はシェルのオプションを変更することで POSIX 準拠の動作に変更することができます。zsh に関しては後半の「zsh に関する注意点」も参照してください。 はじめに プログラミング言語は、言語によって記号の意味が異なることがよくあります。クォーテーションマークはその一つです。C 言語ではシングルクォートは文字リテラル(一文字)を意味し文字列はダブルク
こんにちは、大学 1 年生になったばかりの E869120 です。 私は競技プログラミングが趣味で、AtCoder や日本情報オリンピックなどに出場しています。ちなみに、2021 年 4 月 7 日現在、AtCoder では赤(レッドコーダー)です。 本記事では、アルゴリズムの学習や競技プログラミングで使える数学的な部分を総整理し、それらについて解説したいと思います。前編・中編では数学的知識、後編(2021/4/26 公開予定)では数学的考察の側面から書いていきます。 【シリーズ】 アルゴリズム・AtCoder のための数学【前編:数学的知識編①】 ← 本記事 アルゴリズム・AtCoder のための数学【中編:数学的知識編②】 アルゴリズム・AtCoder のための数学【後編:数学的考察編】 1. はじめに 21 世紀も中盤に入り、情報化社会(いわゆる「IT 化」)が急激に進行していく中、
この投稿では、JavaScript(Node.js)でディープコピーするにあたって使えるコードスニペットやライブラリの処理速度を比較した結果をお見せします。 比較対象 JSON.stringify/JSON.parse Nodeビルトインモジュールv8のserialize/deserialize lodashのcloneDeep deepcopy - deep copy data clone - offers foolproof deep cloning of objects, arrays, numbers, strings, maps, sets, promises, etc. in JavaScript. clone-deep - Recursively (deep) clone JavaScript native types, like Object, Array, RegExp,
この記事では、Dockerを例に、コンテナログ処理の一般的な方法やベストプラクティスをいくつか紹介しています。 #背景 Docker, Inc. 旧社名:dotCloud, Inc)は、2013年にDockerをオープンソースプロジェクトとしてリリースしました。その後、Dockerに代表されるコンテナ製品は、分離性能の良さ、移植性の高さ、リソース消費の少なさ、起動の早さなど複数の特徴から、瞬く間に世界中で人気を博しました。下図は2013年からのDockerとOpenStackの検索傾向を示しています。 コンテナ技術は、アプリケーションの展開や配信など、多くの便利さをもたらします。また、以下のようなログ処理のための多くの課題ももたらします。 1、コンテナの中にログを保存した場合、コンテナが取り外されるとログは消えてしまいます。コンテナは頻繁に作成・削除されるため、コンテナのライフサイクルは仮
4-1. N! の高速な計算 $N! = 1 \times 2 \times 3 \times 4 \times \cdots \times N$ を計算してみましょう。 $N!$ は場合の数を求める問題でよく出てきて、こんな感じのものが求まります。 $1, 2, ..., N$ が書かれたトランプのカードが 1 枚ずつあるとき、これを一列に並べる順番は何通りあるか? 例えば、$N = 13$ の場合 $13! = 6,227,020,800$ 通り、のように計算できます。 また、$N!$ は二項係数 $_NC_K$ を求めるのにも使われます。 $N!$ が求まれば、$_NC_K = N! \div K! \div (N-K)!$ で掛け算・割り算するだけで計算できますね。 $N$ 個の区別できるボールから $K$ 個を選ぶ方法は何通りか? これが $_NC_K$ になります。例えば、$N
タイトルにあるように、文字列が半角英小文字・大文字と半角数字を全て含むかどうかを判定するという機会は少なくありません。特に、文字種の多さがパスワードの強さであるという教義の持ち主である場合に顕著です。もちろん長さは16文字以内です。 さて、この判定は一見単純に見えて一筋縄ではいきません。文字列の条件判定といえば正規表現ですが、「全て含む」という条件をきれいに書くのは少し難しいでしょう。そこで、この記事ではこの条件を判定する諸方法について雑に考察します。 愚直に正規表現を使う方法 正規表現では、「ある文字種をひとつ含む」という条件を書くのは簡単です。例えば半角小文字を含むという文字列は/[a-z]/という正規表現で判定可能です。これを用いれば、正規表現を3回使うことで上述の条件を判定できます。 const ratz = /[a-z]/, rAtZ = /[A-Z]/, r0t9 = /[0-
お前らのXXXXは<ネガティブな形容詞>シリーズ で失礼します。 日頃gitをお使いの皆様におかれましては、キレイなコミットを心がけていらっしゃいますでしょうか。 私も心がけてはいますが、なかなか難しいものがあります。 参考までにこちら、最近業務で書いたプルリクエストのコミットログです。 控えめに言って汚いと思われたかと思います。 ではキレイなコミットの例を。 プルリクエストというのは、やはり先達の方に見ていただいてご指摘いただこうというものですから、 当然コミットハッシュもゾロ目等でキレイにするというのがマナーです。 では今回はこのキレイなコミットをどうやって作るのか、という話を書きます (ショート)コミットハッシュ コミットハッシュとは、gitのコミットごとに生成される、40桁の[0-9a-f]からなる文字列です。 お手元のリポジトリ上で git log --format=%H を叩く
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 基本的アルゴリズム(幅優先探索など)から応用(経路復元、拡張ダイクストラなど)まで、最短経路問題に関するアルゴリズムを総特集しました。 基本的なグラフ理論の用語については、次を参考にしてください。 グラフ理論 用語集 queueなどのデータ構造の用語については、次のスライドの後半を参考にしてください。 C++ STL講習会 by @e869120 最短経路問題とは 一般的に、次のような問題とされます。 $V$ 頂点と $E$ 辺からなるグラフが与えられる。頂点 $u$ と 頂点 $v$ を結ぶパスのうち、重みの総和が最も小さいものはどれ
ある日の弊社 社長「お〜い、やめ太郎」 ワイ「なんでっか、社長?」 社長「今度作るショッピングサイトの件なんやけど」 社長「ドラッグ&ドロップ機能を実装することになったから」 社長「それをやめ太郎にお願いしたいんや」 社長「やめ太郎、やったことあるか?」 ワイ「どどどドラッグ!?」 ワイ「あるわけないやないですか・・・!」 ワイ「そんなもの販売して万が一・・・」 ハスケル子「やめ太郎さん、違いますよ」 ハスケル子「ドラッグ&ドロップでしょ」 ハスケル子「マウスで掴んで移動させるやつです」 ワイ「ああ、そっちか」 社長「やめ太郎、できるか?」 ワイ「もちろんですわ」 ワイ「前職でもドラッグやってましたから、余裕ですわ」 社長「よ、よろしく頼むわ」 レッツJavaScript ワイ「確かドラッグ&ドロップを実装するときは」 ワイ「マウスを動かしたときにマウスポインタの座標を取得できるようにして
イテレータは今となっては多くのプログラミング言語に存在する概念で、繰り返し処理やループ、ストリームといった対象を抽象化してくれるものです。JavaScriptにはES2015でイテレータが追加されており、JavaScriptを触っている方にとっては既に馴染み深いものとなっています。 とはいえ、JavaScriptのイテレータにはひとつ問題点がありました。それは「イテレータを直接変換・操作できるメソッドが存在しない」という点です。従来イテレータが持つメソッドはイテレータから一つ値を取り出すnextメソッドのみであり1、それ以上の機能は何も提供されていませんでした。これにより、Rustなどのイテレータが強い言語に比べてJavaScriptのイテレータは有用性が大幅に低いものとなっていました。 この記事では、この問題を多少解消するプロポーザル「Iterator Helpers」を紹介します。これ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Golang で推論 昨今では「機械学習と言えば Python」「Python と言えば機械学習」と思われがちなのですが、推論用途であれば学習済みモデルを利用して色々なプログラミング言語から扱えます。Go から扱える機械学習ライブラリの内、学習済みモデルが利用できる物としてはおおよそ以下の3つに絞られます。 TensorFlow TensorFlow Lite ONNX Golang で TensorFlow Golang で TensorFlow を利用する場合はオフィシャルから Go の binding が提供されているので Go
はじめに 正規表現を使ったソースの修正をしているときにexec()やmatch()の実行結果に見慣れないプロパティgroupsを見つけました。 いつの間にかJavaScriptにも名前付きグループが実装されていたようです。 そこで軽く調べてみましたら、それ以外にもES2018において色々と追加されていたようです。 何番煎じか分かりませんが、この記事では、簡単にES2018の正規表現に関する新機能の動作を検証してみたいと思います。 厳密な定義等は、ほかの記事等を見てください。 正規表現の新機能 Named Capture Groups 従来は、 (pattern) のようにpatternにマッチしたキャプチャにアクセスするには、$1などキャプチャが現れた順番に対応する数値でしかアクセスできませんでした。 ES2018以降では、 (?<name>pattern) と書くとキャプチャに名前$<n
颯式(はやてしき)は、「クイックソート種より高速」を目指した、マージソートの改良アルゴリズムです。 以下の特徴があります。 比較ソート 安定ソート 外部領域:N 最良:O(N) 平均:O(N log N) 最悪:O(N log N) 再帰:無し リポジトリ 颯式(はやてしき) MIT License 基本となるアルゴリズム 外部領域を、2Nの連続帯として見立てます。 値を外部領域に置く際、以下のルールを適用します。 (最大値 ≦ 値)であれば、昇順列の上側に置き、最大値を更新します。 (値 < 最小値)であれば、降順列の下側に置き、最小値を更新します。 (最小値 ≦ 値 < 最大値)であれば、新しい値(最大値であり最小値)を昇順列に置き、それまでに並べた値群をPartとします。 Part群をマージします。 具体的な流れ 外部領域を、2Nの連続帯として見立てます 4 5 1 2 7 6 3
この記事について この記事は「JavaScriptの概念たち (前編)」の続きです。本来は1つの記事なのですが、あまりにも長くなりすぎたので分割しました。 17. Prototype Chain JavaScriptには2つの特徴があります。1つは「全てがオブジェクト」でもう1つは「prototypeベースの言語だということ」です。 const hoge = { a: "hogehoge" }; console.log(hoge instanceof Object); // -> true const fuga = [1, 2, 3]; console.log(fuga instanceof Object); // -> true const piyo = new Map([[1, 'one'], [2, 'two']]); console.log(piyo instanceof Obje
皆さんこんにちは。今回の記事ではJavaScriptの等値比較について見ていこうと思います。 「どうせ==と===の違いとかだろ? 今さらそんな記事書くなよバーカw」と思った人はぜひ期待せずに読み進めてみてください。 「じゃあObject.isでしょ? 知ってる知ってる、使ったことないけど」と思った人はまあ読まなくても大丈夫です。 さて、等値比較というのは、2つの値が等しいかどうか判定することです。JavaScriptにおいて等値比較はどのように行うのか、そしてどのような場面で等値比較が発生するのかをこの記事では余すことなく紹介します。 以降、この記事で仕様書という場合はECMAScript® 2018 Language Specificationを指すものとします。 ==と=== とはいえ、まずは==と===の話をしないことには始まりません。==はJavaScript初心者がとりあえず習
console.log(["foo", "bar"] == "foo,bar"); // true console.log([""] == 0); // true console.log((123 ^ {}) === 123); // true const obj1 = ["😂"]; const obj2 = ["😂"]; console.log(obj1 == "😂", "😂" == obj2); // true true console.log(obj1 == obj2); // false このような挙動は面白いので、Twitterとかで誰かが話題にするたびに多少は話題になります。しかしいい加減飽きたので、皆さんにはこんなの常識として理解しておいていちいち騒がないでいただきたく、この記事を用意しました。 この記事では、JavaScriptにおけるプリミティブ変換に関する仕様を
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