当社は、日本で販売している消炎酵素製剤「ダーゼン® 5mg錠、同10mg錠、同顆粒1%」(一般名:セラペプターゼ)を、本日より、市場から自主回収することといたしましたのでお知らせします。 本剤については、プラセボを対照とした二重盲検比較試験(以下、「本試験」)を実施しましたが、プラセボとの間に有意差を示すことができませんでした。当該結果を踏まえ、2011年1月19日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品再評価部会(以下、「本部会」)において、再度の再評価指定の可否とそのために今後実施する試験の内容について議論が行われました。 本部会では、再試験の実施にあたり、現在の医療環境において使用実態に則した有効性を検証するよう指摘があり、厚生労働省よりその指摘を検討するよう指示がありました。その指示に基づき、本剤の有効性を検証するための再試験の実施可能性について、検討を重ねてまいりました。当社では、