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2007年12月15日のブックマーク (2件)

  • Haskell とは

    1. Haskell とは Haskell は遅延評価を基とする、純粋な関数型プログラミング言語です。 Haskell は簡単なことと難しいことが入れ替わったような言語で、 IO などの普通の言語ではなんでもないことが難しく、探索、構文解析などの むずかしいことが比較的簡単に出来ます。 Haskell は純粋な関数型なので、代入に伴うバグを気にしないですみます (参照透明性があるといいます)。また、 値は必要になって初めて求められるので、無限の大きさをもつデータを扱うことが出来ます。 例えば、奇数の最初の3つが欲しいときは take 3 [1,3..] と書くことが出来ます。 遅延評価を行わない普通のプログラミング言語では、途中に無限ループがあると そこで止まってしまいますが、Haskell の場合は必要な値だけを計算して、 最後まで実行してくれます。 Haskell のプログラムは、値

  • OCaml プログラミング入門

    OCaml のすすめ OCaml とはフランスの 情報技術系の研究機関の INRIA で開発されている関数型言語 ML (の方言) です。ML には多相型、型推論、ガーベージコレクション (GC)、 データ構造のパターンマッチング等、プログラミング言語理論の研究の 成果 (すごく最新のものと言うわけでは無いそうですが) が詰め込まれ ています。これらの目的・効用は、 コードの再利用の範囲が大きい (多相型) コードの記述量が短かくなる (型推論・データ構造のパターンマッチング) バグの入り込む余地が少なくなる (GC、関数的(副作用の少ない)プログラミング) 等です。私は OCaml を研究でのデータ処理をはじめ、作成するプログラムほとんど 全てにおいて日常的に使っているのですが、 とにかく開発効率が良いです。 コンパイル時の型チェックの厳しさには慣れないとちょっと面倒に感じる かもしれま