改めて数えてみたら、私が吹奏楽を始めて約20年が経っていた。 まあ、絶え間なくやっていた訳ではなく、離れた時期もあったけれど、その間もよく吹奏楽の演奏を聴きに行っていた。パートはパーカッション(打楽器)。高校時代の青春はその9割が吹奏楽だし、就職してからも社会人バンドで音と付き合う日々を送っていた。 そんな私が愛して止まない漫画が、2013年に週刊少年ジャンプで連載を開始した『SOUL CATCHER(S)』という作品だ。ソウルキャッチャーズ、つまり「魂を掴む者(達)」というこの漫画は、高校吹奏楽を題材にジャンプらしいバトルとスポ魂を魅せてくれる作品である。なんとも意味不明な説明だが、どうしようもなくマジなのだ。 SOUL CATCHER(S) 2 (ジャンプコミックス) 作者:神海 英雄 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/11/01 メディア: コミック ※当記事は、移転前