ブックマーク / www.ipc.shimane-u.ac.jp (1)

  • 第12回 相関分析

    5.みかけの(偽の)相関関係 相関係数が高いからといって,両者の間に因果関係などが必ずあるとは限りません.例えば,年齢を問わずに調査したら,血圧と垂直飛びに負の相関関係があるかもしれません.しかし,加齢とともに血圧は上がり,運動能力は落ちるから,この関係は見かけのものでしかありません.あるいはテレビの普及率と米の消費量を1960年代について調べたら,負の相関があるでしょう.一般に時間の絡むデータでは見かけの相関関係の出てくることがよくあります. 1) 時系列データ 1955年から1970年におけるテレビの販売数と自動車事故の数 1930年から1970年におけるタバコの消費数と平均寿命 以上のことを調べるとどういう結果が得られるでしょうか? その結果から,どういう誤った結論が引き出せるでしょうか? 2) 年齢などに関わるデータ 血圧と原宿あるいは巣鴨で遊ぶ時間を調べたらどうなるでしょうか?

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