4月のある雨の日,僕はふらっと散歩をしたくなった。雨の日に散歩なんてバカげてるだって? そうかもしれない。でも,僕はそんなことは気にならなかった。雨の中,あるプログラミング言語への思いを確認したかったからだ。たとえ靴とズボンの裾(すそ)がずぶ濡れになったとしても。 これから,僕の愛するプログラミング言語,Rubyについて語ろうと思う。この連載を通じて,世界が熱中したRubyの魅力を伝えられるなら僕はとてもうれしい。
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