原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の処分についての説明会で、「NUMO=原子力発電環境整備機構」から委託を受けた会社が、東京や埼玉など5か所の会場に参加した合わせておよそ40人の学生に謝礼やサークル活動への支援を約束して参加を依頼していたことがわかりました。 14日夜、会見を開いたNUMOによりますと、広報業務を委託した2次下請けの都内にある会社が、学生に謝礼やサークル活動への支援を約束して説明会への参加を依頼していたということです。こうした約束で説明会に参加したのは東京、愛知、大阪、兵庫、埼玉で合わせて39人に上り、今月6日に開かれた埼玉での説明会で、学生の1人が「参加すると謝礼をもらえると聞いた」と発言したことから発覚したということです。 NUMOによりますと、埼玉の会場に来た12人の参加者には1人あたり1万円相当を払う約束をし、残りの27人には所属するサー