素晴らしいお話を紹介して戴き有り難うございます。今回の逸話が御本に載っていないのは残念です。著者ご自身も二訂版以降は別の本になるぐらい書き直したいのが本音かもしれません。今回強く感じたのは、教育は科学教育よりもなによりもまず「精神」を育てるべきものであるという事です。数学者の藤原正彦先生も「論理力」ではなく「情緒力」が重要なのだと強調されています。そしてそれは生涯に亘り向上に向けて努めるべきものなのだと思います。道元禅師も、ただ食を目的とする(食べて生き延びるだけのことや経済的な存続を目的とする)中に未来はなく、「道」を求める事(人の生き方の理想を高く追求する事)の中に結果的に食がある(つまり経済的安定と発展もついてくる)という趣旨の教えを残しています。しかし、「汝・・・するなかれ」と宗教的戒律を強制しても精神は伝わるものではなく、ただ自分自身が先人に倣い後輩や子どもにどの様な生き方をみせ
「若さのもと」とも言われる成長ホルモンの分泌を促進する魔法のような物質がある。国立循環器病センター研究所(大阪府吹田市)の寒川賢治所長(60)が発見したホルモン「グレリン」だ。食欲の増進や心機能の改善などさまざまな機能を持つホルモンで、心不全や拒食症、がんの治療にも効果があるという。将来的には老化を抑える治療薬の開発にも期待されており、まさに21世紀に夢の薬を生み出す物質といえる。日本人で初めて米科学誌が選ぶ注目科学者の第1位にも選ばれた彼は、間違いなく将来のノーベル賞候補だ。(信藤敦子)脳内ホルモン探索 体の中では、まだ解明されていない機構や今の科学では説明できない現象が数多く起こっている。寒川所長は未知の生体システムを解明しようと、脳だけでも約40種類、心臓などほかの臓器を含めると50種類以上の新しい物質を発見してきた。世界的にもまれにみる相次ぐ成果に、研究者仲間からは“ホルモンハンタ
この度栄えあるノーベル化学賞を受賞した生物発光研究者の下村脩氏のご子息、下村務氏(43歳)は、「史上最悪のハッカー」を追いつめた日本人であり、1999年に上映された「ザ・ハッカー」のモデルにもなっていた有名人なのだそうです。その業界ではお父様より有名な方なのでご存知の方も多いと思います。 FBIが恐れた伝説のハッカーと言われるケビン・ミトニックは、コンピュータ・セキュリティに関しては右に出るものがないと言われる下村さんのコンピュータから情報をうっかり盗んじゃったもんだからさあ大変。 当時政府の運営するサンディェゴ・スーパーコンピューター・センターにシニア・リサーチャーとして勤めていた下村さん。業界中にその能カの高さが知られているだけに下村さんのプライドはひどく傷ついたそうで、それから二カ月、研究そっちのけでハッカー探しに打ち込んだ結果、ついにケビンがノース・カロライナ州ローリー界隈に住んで
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