完成した「チャート式中2数学」の点字版(30巻)と筑波技術大の長岡英司教授=茨城県つくば市の同大点訳された図の一例。実際は白色だが、立体感を出すために照明を当てて撮影した=中村写す 市販されている中高生用の数学参考書の完全な点訳を、筑波技術大学(茨城県つくば市)の長岡英司教授(情報処理教育)らのグループが完成させた。全部で290巻、約2万2千ページに上る。これまで点字化が難しかったグラフや図も掲載しているのが特徴。数学参考書の完全な点訳は例がないという。 近く希望者に無料で提供を始める。視覚障害を乗り越えて進学を目指す中高生の大きな後押しになりそうだ。 点訳したのは、中高生がよく使う「チャート式数学」(数研出版)。各学年版の計6冊を、長岡教授と首都圏の六つのボランティア点訳グループ約90人がほぼ1年がかりで点訳した。 同大は視覚、聴覚障害者のための国立大学で、「数学を苦手に入学して
ある教科書会社から小学校の教科書のために何か書いて欲しいと頼まれた。 めんどくさいから厭だと最初は断った。 「中学生にもわかるように書く」ということは『先生はえらい』でやってみたので、できそうな気もするが、「小学生にもわかるように書く」というのはちょっと私には無理そうに思えたからである。 私は一度書いた原稿に「ここがわかりにくいので書き換えてくれ」とか「この字は読みなれていないので、ひらがなにしてくれ」とか言われるのが嫌いである。 だから、「そのままの原稿では出せません」と言われると、「あ、そうですか」とそのままオサラバすることにしている。 私の文章を読んで「意味がわかりません」という人間と「私の文章」を介して話し合いをすることは、論理的に考えて、純粋な消耗だからである。 今回は、「私の書くものは小学生向きじゃないですよ」といったのに、でもぜひにと頼まれたので、なるべくむずかしい漢字や子ど
高校の頃、厳しい部活に所属していて、その話を大人になった今話すとひかれる。あの時はその空間が全てで、疑問に思うことは何もなくて、ただただその中で必死に生きてた。だけど成長してその枠を遠くから見るとすごく異様だったんだなって思う。今もこういうところは残っていると思うけど、なんでも学校の責任と言われている今の世の中が不思議に感じられるので、長くなりますが思い出のひとつとしてなんとなく書きます。その部活は体罰がすごかった。大会で試合が終わるとすぐさま顧問の所に走って行き、今の試合の感想を聞くのだが、勝っても負けても平手で殴られた。負けた場合は勿論だけど、勝った場合でもなんでこんなに手こずったんだ、なんでこんなに点数取られたんだって、往復ビンタ。決して泣くことは許されず、とにかく顧問の瞳をじっと見つめて感想を聞くだけだった。顧問は身長が190ぐらいあって、本人も若い頃運動をしまくってきたらしく、す
オープン性、ピアリング、共有、グローバルな行動、を四つの行動原理とした「不特定多数に開かれたもの造り」について書かれた「Wikinomics(ウィキノミクス)」などの著書で知られるDon Tapscot(ドン・タプスコット)氏の教育に関する発言が話題を呼んでいます。 詳細は以下から。 Google generation has no need for rote learning - Times Online 「GoogleやWikipediaなどでいつでも簡単に入手できる情報を、わざわざ暗記するのは時間の無駄」と語るDon Tapscot氏は1998年ベストセラーとなった「Growing Up Digital」で「Net Generation(ネット世代)」という言葉を浸透させた張本人。最新刊「Grown Up Digital」では1978~1994年生まれの12カ国、8000人近くの人を
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