9月28日と29日の2日間、日本マイクロソフトは企業ユーザー向けカンファレンス「The Microsoft Conference 2011」を都内のホテルで開催した。 初日にまず行なわれたのが、日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏による基調講演だ。 同氏の基調講演は、日本の経営戦略上の課題として、ギリシャなどの欧州財政危機、米国や新興国の経済発展の減速、日本のGDP3位転落、購買力平価の低下、震災と電力不足、超円高や国内空洞化、さらに政局不安定化、国内での成功神話に囚われることによるグローバル視点の欠如、ガラパゴスや草食系を挙げるなど、「ネガティブなことばかり(樋口氏)」で始まった。 こうして日本が置かれた厳しい状況を指摘した上で、「日本は元気になって、強くならなければならない」「大変身をしなければならない」と鼓舞し、そのためには、 日本で考えて世界に出るのではなく最初から「世界目
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