米アップルが発表した「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）４Ｓ」。東京・銀座で５日開かれたプレス向けイベントでさっそく新型機を体験した。　記者が手にしたのはホワイトの実機。見た目や持ったときの感覚は従来の「ｉＰｈｏｎｅ４」と何ら変わらない。だが、確実にその中身は進化している。　最大の特徴は音声アシスタント機能「Ｓｉｒｉ（シリ）」。「今日の天気は？」と端末に話しかけると天気予報のアプリが表示され、「６時に起こして」と話すと目覚まし時計がセットされる。これがあれば、メールの文章作成や情報検索も楽チンだ。　残念ながら現段階では英語、フランス語、ドイツ語のみの対応で、日本語では反応しない。言語を今後追加する予定なので、早期の日本語対応が待たれるところだ。　売り物である「サクサク感」も向上したようだ。それもそのはず、心臓部には従来機と比べて最大２倍のパワーを発揮するデュアルコアの「Ａ５プロセッサ」と搭載して