ネクスコ東日本は、全国で行われている高速道路での正面衝突を防ぐための実証実験の対象に、新たに県内の山形道の2つの橋と東北中央道の1つのトンネルを加えると発表した。今後、高速道路のトンネルや橋での正面衝突事故の防止が期待される。 構造物設置しはみ出し防ぐ効果検証へ 高速道路での正面衝突を防ぐための実証実験は、ネクスコ東日本など高速道路会社3社が、国の技術検討を踏まえ2021年から行っている。 この記事の画像(7枚) 暫定2車線の対面通行区間では、はみ出しを防ぐ効果が高いワイヤロープの設置が進んでいるが、地面に深く杭を打つ必要があり、長い橋やトンネルには設置できない。 提供:ネクスコ東日本 この解決策として、金属製のパイプをつないだ「センターパイプ」など2種類の構造物を設置する実証実験が行われていて、今回新たに県内の山形道の2つの橋と東北中央道の1つのトンネルが対象に含まれた。 県内の高速道路