2012年3月23日のブックマーク (2件)

  • 錯覚から探る「見る」ことの危うさ《第6回・最終回》――錯覚とタイリングアート(1) | 趣味・教養 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

    タイルを敷き詰めるパターンは、人類が家を作り始めた直後から壁や床を飾るアートとして使われてきた。しかし、長い間、三角形や四角形などの単純な形を組み合わせた幾何学模様が主流であった。これを劇的に変えたのが、オランダの版画家エッシャーである。  図と地の反転と呼ばれる錯覚がある。図1がその例である。この図は、中央に壷のシルエットが見えたり、向き合った2人の顔が見えたりする。どちらが図形でどちらが背景かがときどき入れ替わるという多義性を持つため、これも錯覚の一種と考えられている。 この錯覚を利用したのが、エッシャーの代表作「空と水Ⅰ」(1938)である。これは、少しずつ形の異なるたくさんのタイルを敷き詰めた作品であるが、いちばん上に置かれた鳥が、下へ向かって少しずつ変化しながらしだいに背景に溶け込み、代わりに背景から別の形のタイルが現れて、やはり下へ向かってしだいにはっきりとした魚の姿となって

  • 年金と幸福とオヤジ

    慶應義塾大学理工学部 非常勤講師。1997年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。97年株式会社富士銀行(現 株式会社みずほ銀行)にて、法人向け融資業務に従事。2000年みずほ総合研究所に勤務し、主として企業年金向けの資産運用/年金制度設計コンサルティングに従事。06年一橋大学大学院国際企業戦略研究科にてMBA取得。同年4月アライアンス・バーンスタイン株式会社に入社。共著書に「企業年金の資産運用ハンドブック」(日法令 2000年)、「年金基金の資産運用-最新の手法と課題のガイドブック-」(東洋経済新報社 2004年)などがある。 オヤジの幸福論 年金支給が70歳支給になるかもしれない。公的年金ばかりか企業年金も怪しくなっている。銀行の金利も微々たるもの。平均寿命が延びるほどに老後が不安になってくる。自分で自分を守るためにどうしたらいいのか。オヤジの幸福のために自分年金について教えます。 バ

    年金と幸福とオヤジ