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5年ぶりのソロ・アルバム『out of noise』発売記念 坂本龍一インタビュー(1) ぼくの魂はまだ北極圏にある。 『out of noise』の静謐な世界の内側にあるもの ──ついに完成した『out of noise』。前作の『CHASM』からは5年ぶりの新作となりました。その間、坂本さんは他アーティストとのコラボレーションやサントラ音楽などたくさんの音楽をつくりつづけてきましたが、なかなかオリジナル・アルバムという形には結実しませんでした やっぱり忙しかったからかな。ソロ・アルバム用に没頭する時間をつくるのが難しかった。そして最近は仕事のペースが遅いんです。一日に集中できるのがもう2~3時間(笑)。昔は一日16時間ぐらいぶっとおしでやっていたのに。 ──この5年近く、本作のために断続的にセッションやレコーディングをしていたんですよね そう。時間が空けば音を録っていると
デビューから今年でちょうど30年。坂本龍一さんの存在感と活躍は、近年ますますその輝きを増しているように見えます。ソロ、YMO、HASYMOと変幻自在な音楽活動を展開しながら、著作権、原子力発電、環境問題など社会の様々なテーマに対して積極的な活動を続けるその姿勢は、まさに “行動する音楽家” といえるでしょう。 アップルストア銀座で12月10日に行われたイベント「坂本龍一 緊急記者会見」では、YMOのニューアルバムと坂本さんのニューアルバム、ソロツアーについての発表が行われました。現在、新しいソロアルバムを制作中の坂本さんは、ニューヨークのスタジオからiChatを通じて、アップルストア銀座3Fのシアターのスクリーンに登場。2009年の活動に向けた今の心境を語ってくれました。 今回はそのイベントレポートと、特別インタビューを合わせてお届けします。 自分が聴きたい音を世界中から厳選して つくった
8日、アップル直営店の「Apple Store Ginza」にて、著名人を講師に招く学生向けのトークイベント「Dream Classroom」がスタートした(関連記事)。第1回のゲストとして招かれたのは、日本を代表するアーティスト坂本龍一氏だ。 無料ということもあってか、会場となった3階のシアターには、設置された84席というイスの数を大きく上回る150人以上の観客が押し寄せた。入場は学生優先で、残念ながら会場に入れなかった人も出たほど人気だった。Apple Storeによれば、開店以前の9時からすでに店舗前に人が並んでいたという。 1時間を超えるトークにおいて、坂本氏は「アジ演説」をしていた学生時代のこと、モーリス・ラベルやアンドレ・ブルトン、マルセル・デュシャン、ジャン=リュック・ゴダール、ナムジュン・パイクといった影響を受けた人物、特に取り組んでいる環境問題への活動、学生へのメッセージ
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