米国でDDoS(分散型サービス妨害)攻撃に対するソリューションを提供しようという動きが活発化している。いくつかのベンチャ企業が,ISPなどに向けてDDoS対策を支援するサービスやツールを提供しようとしているのである。特徴的なのは,バックボーン・ルーターのトラフィック統計から,攻撃パケットがバックボーンに入り込んでくるポイントを自動的に絞り込んで,フィルタリングする点。少なくとも,DDoS攻撃による影響を緩和することはできる。 「現状では画期的な防御手段はない」とされるDDoS(分散型サービス妨害:Distributed Denial of Service)攻撃。その影響を最小限にしようという取り組みが目立ってきた。米アーバー・ネットワークスや米アスタ・ネットワークスなどのセキュリティ関連ベンチャが,相次いでDDoS攻撃対策製品やサービスを提供しようとしている。いずれもISP(インターネット
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