違法ポスター「おでん」大幅減 衆院選、県が733本撤去 ｜下野新聞「ＳＯＯＮ」先の衆院選で、公道への違法掲示で撤去された選挙活動用ポスターの本数は７３３本だったことが県県土整備部のまとめで分かった。２００９年の前回衆院選から２０９本の減少。県は05年の衆院選後、撤去されたポスターを引き取りに来ない陣営を公表することを決めており、「公表ルールの浸透などが奏功した」とみている。 選挙活動用ポスターは、形状が似ていることから通称「おでん」と呼ばれる。有権者へのアピール手段として、選挙戦の“熱”を図る目安ともいわれるが、無許可で公道に設置することは違法。05年衆院選での撤去本数は、過去最多の約７２００本に上り、県は「公表ルール」を設けた。 同部は、公示前と公示後に全県の公道をパトロール。違法掲示している陣営に対して道路区域外への移動などを指導した。是正されなかったポスターは公示前日の３日と投開票３日前の13日に撤去し、県内９カ所の土木事務所に保管している。 栃木１～５区では
