クマの出没が相次いでいる岐阜県高山市では、衆議院選挙の投票に訪れる人をクマから守るため、投票所に爆竹を配る異例の対応を取ることになりました。 高山市ではことし、クマが頻繁に出没し、1人が死亡、4人がけがをしていて、例年では冬眠に入る12月に入ってもクマの出没が続いています。 このため、高山市選挙管理委員会は、今月14日の衆議院選挙の投票日に、投票に訪れる人をクマから守ろうと、投票所に爆竹を配備する異例の対応を取ることしました。 爆竹を配るのは72か所の投票所のうち、ことし、クマが目撃された地域にある32か所で、20連発式の爆竹が10セットずつ配られます。 選挙管理委員会は投票日に投票所周辺にクマが出た場合、鳴らして追い払うことにしているほか、クマよけのために鈴やラジオなど音の出るものを持って投票に出かけてほしいと、回覧板などで呼びかけています。 高山市選挙管理委員会の大平哲也書記長は「投票