fsckではその後に呼び出されるe2fsckなどのプログラムへオプションを渡します。 そのため、実行オプションの詳細を確認する場合は、man e2fsckなどと実際のプログラムのオプションを確認してください。 ここでは、標準的なext3ファイルシステムの修復作業で使うと思われるオプションのみ紹介します。 -y 修正箇所が見つかった場合に実行者に確認せずに修正を行います。 このオプションを指定しないでfsckを実行した場合、修正箇所が見つかるたびに[y]キーで承認しなければならないため修正に時間と手間がかかります。通常はこのオプションの利用を推奨します。 -f ファイルシステムがクリーンな場合でも全てのチェックを行います。 障害発生時に修正する場合はこのオプションの利用を推奨します。 -p 起動時のfsck実行時にデフォルトで指定されているオプションで、手動で実行する場合は利用しません。起動