こんにちは、太田です。前回はアニメーションの基礎を学びました。今回はその基礎を実際に役立てるところを学んでいきます。 アニメーションを用いる場面と効果 さて、前回学んだようなアニメーションは、すなわち「状態の変化を見せる」ものでした。ある状態から次の状態へと時間をかけて変化させる処理を実装したものです。 なぜこういったアニメーションを行うのか、それには主に2つの理由・効果があります。 まず1つは読み込みの待ち時間をごまかす効果があります。サムネイル画像をクリックしたら、大きな画像の読み込みを開始しつつユーザーにはアニメーションを見せておき、読み込みが完了したら画像を表示するといったテクニックは、ユーザーの体感的な早さを改善する効果があります。 また、状態の変化が段階的に起こることで、その変化がどの程度の変化なのか直感的にわかる効果があります。例えば、あるリンクをクリックしたときに同じページ
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