当時はマンボウを死なせないよう頑張るゲームだった。スキルを買ったり耐性をつけたりしてマンボウが死なないよう努力する、純粋な育成ゲームだ。「死んだら本当にショックなゲームだったんです。何も残らなくて。2回目絶対にやらないよね……と」(中畑さん) 「簡単に死ぬ」とされるマンボウの個性を生かしたまま、死ぬことがストレスにならないゲームにできないか。思いついたのが「強くてニューゲーム」だ。RPGなどで一度クリアした後、強いままの状態で最初から繰り返し遊べるものがあるが、それをこのゲームにも実装した。 一度マンボウが死ぬと、生まれたての状態からの再スタートとなるが、新しい餌や冒険を購入するためのポイント「MP」(マンボウポイント)が増え、経験した死因への耐性が高まる。死ねば死ぬほど強くなる、死んだらむしろうれしいという、前代未聞の育成ゲームが完成した。 当初は低空飛行 「これはヤバイ」 6月5日に公
![育成ゲームなのに死にまくる 「生きろ!マンボウ」ヒットの裏側 開発した3人が起業、マンボウで世界へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)