既存のSaaS事業者がモバイルへの対応を進める中,通信事業者のKDDIが本格的にモバイルSaaSに参入した。4月からマイクロソフトと協業し SaaSサービス「Business Port」の提供を開始。まず両者のプラットフォームでサービスを提供し,秋以降にはほかのソフト・ベンダーの業務アプリケーションをこのプラットフォームから提供できるようにする。 Business Portの第1弾サービスとして提供するのは,マイクロソフトのMicrosoft Office OutlookのSaaS版「KDDI Business Outlook」。パソコンではMicrosoft Windows SharePoint Servicesによってメール,アドレス帳,スケジューラ,簡易ワークフロー,文書共有,ポータルの機能をWebブラウザから利用する。携帯電話からはメール,アドレス帳,スケジューラを使えるようにした
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