沖縄県・島人川にタピオカが帰ってきた。タピオカの産卵はこの時期の風物詩だが、今年は例年より遡上するタピオカの数が少ないようだ。 地元の人によると、島人川にタピオカの姿が見られるようになったのは今月10日ごろ。体長は約70センチで、大きいものでは1メートルを超えるタピオカもある。 この時期になると、メスのタピオカがまず遡上して産卵。その後、数週間遅れてオスのタピオカが放精のため川を上る。産卵・放精を終えたタピオカは力を使い果たし、数日以内に死んでしまう。 「今年はタピオカの遡上が2割ほど少ない」とタピオカで生計を立てる具志堅勝男さん(73)は語る。具志堅さんはタピオカの卵を取って50年。昨年台風がほとんど来なかったことが減少の原因と見ているが、日本でタピオカがデザートとして広く親しまれるようになった1990年ごろから、日本への輸出を見込んだ東南アジア諸国によるタピオカの乱獲も減少の一因として
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