★day _ 一歩さんからの念をうけとる。む〜んむ〜ん。 _ 退屈な本が好き、なんて言っても曖昧で具体的な本を想像しづらいものかもしれないと思いました。退屈というのはつまり、日常のささやかなことが描き込まれることで、現実の生活に近い香りを嗅ぐことができるか、ということなのですが。で、退屈じゃない本というのは四六時中ドンパチと人が死にガシャーンとモノが壊れ全ページこれお祭りな空気に満ちて読んでいるこちらを落ち着かせてくれない本です。映画を見るために気合いがいるのと同じようにえいやっと読み通さなければならなくて、「退屈な」本が散歩だとすると波乱ばんじょーのエンターテインメントって短距離走みたいで、単純な勝負ごとがとてつもなくむなしくてめんどーに感じる今では走るのもイヤなら勝負ごともイヤ。退屈じゃない本てのは「一撃必殺ほにゃららはにゃらら〜」でそれまでの積み重ねをあっという間に灰燼としてしまう、