カッパドキアの景色はへんてこだ。どう考えてもへんてこだ。考える間もなくへんてこだ。 あるものを「正しい」とか「おかしい」というにはそれを測るモノサシ(基準)が必要だ。世界には文化の数だけ、人の数だけモノサシがあって、それぞれいろんな見方で世界を見ている。でも、カッパドキアを前にしたとき、その小さなモノサシは打ち壊されて、人は同じ思いを抱く。 カッパドキアの奇岩は「ペリバジャ=妖精の煙突」と呼ばれ、伝説ではこの煙突の下には妖精たちが暮らしていたという。カッパドキアの魅力は、そんな無数のペリバジャからなる妖精の国のまん中に滞在できるところ。しかも妖精のように、奇岩の中に宿泊することさえできる! 今回はそんなトルコの世界遺産「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」を紹介しよう。 カッパドキアで妖精のようにフワフワと
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