This domain may be for sale!
狼と香辛料のオープニングの音楽の依頼を受けたのはZABADAK夏のツアーの直前でした。 起きている間はもちろん寝てる間も夢の中でメロディを探る日々が続きました。 ほどなくツアーが始まり、本州での公演を終えたわれわれは、青森発函館行きフェリーに乗り込みました。 客室で少し船酔いの気配を感じた僕はデッキに出ました。 ものすごい風びゅぅ、打ちつける波しぶきしょっぺぇ、ときおり寄っては離れていく海猫にゃぁ。 おおーーー!!! 津軽海峡!!! 上野発の夜行列車には乗ってこなかったけど、冬景色でもないけど、自分が「津軽海峡」をフェリーに乗って北に向かっている、ということがやっと実感できました。 ひとり手すりに寄りかかって気分はもう「高倉健」であります(安易か)。 歌の一つも出てこようという場面でした。 船酔いに自己陶酔も手伝ったかもしれません。 口をついて出てきたのが、それが「旅の途中」のサビ部分でし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く