ノンフィクションを書く、その苦しさと面白さがよくわかります。 ノンフィクションとは程遠いですが、今まで自分が書いた作文を思い出してみると、取材量の圧倒的少なさを恥ずかしく感じました。 今まで、頭からひらめき湧き出てくるものを書くべきだ、それがオリジナルだと思っていましたが、頭の中にはほぼストックがない状態なのに、いい文章が書ける訳がないですね。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.本書関連の本】 【1.本書の紹介】 文章を書くテクニックの問題もありますが、根本的に良い文章を書くためには、良質なまたは大量の材料が必要だと言う事がわかりました。 材料を集めるにはにはやはり現場を取材することが大切で、現場に行って実際に体感することが外せません。 著者の佐野眞一さんは、自分が影響を受けた人として宮本常一さんを挙げています。 宮本さんは民俗学者で、日本中をひた