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  • 政府を「怪物」と見なす韓国人  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年4月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 韓国人が2006年の大ヒット映画「グエムル―漢江の怪物―」(表面上は、凶暴な怪物がソウル市内の漢江の岸に現れ、人々を恐怖に陥れる物語)を見ようとして映画館に押し寄せた時、魅力の一端はもっと現実的な恐怖心にあった。 この物語の当の悪役は、恐怖に怯え、嘆き悲しむ人々を混乱させ、惑わせる高圧的な韓国政府そのものだった。怪物の最初の暴行から立ち直ろうとする家族は、生物兵器防御服を身につけた政府当局者から何の説明も受けないまま連行される。物語全体を通して、政府は怒れる人々に助けや答えを一切与えない。 映画に描かれた邪悪な政府は、事実や空想の寄せ集めの産物で、物の韓国は軍事独裁政権が終わって以来、大きな前進を遂げてきた。だが、誕生から22年経った韓国の民主主義は今も、政府と国民の信頼関係を築くのに腐心している。ここ数日間は完璧な例だった。 哨

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