円の面積 円の面積は、「円周率×半径×半径」により与えられる。日本の小学校では、小学4年で、 面積の概念を学習して正方形や長方形の面積を求め、小学5年で、ようやく、平行四辺形 の面積を学んだあと、その延長線上で、円の面積が教えられる。 もっとも、小学校では、「半径×半径×3.14」(実際に計算する場合は、半径×半径×3 と概数計算をして求める場合があるかもしれない)であるが、円周率として、π を用いるの は、中学1年になってからである。 小学校で、微分積分をやるわけにはいかないので、何となく雰囲気で説得されて、円の面 積の公式を納得しているというのが現状である。 円の面積は、厳密には微分積分によって証明されるが、そのことを学習するのは、通常、 高校3年の秋~冬に学習する「数学III」においてである。 (一部の受験進学校では、2年の冬~3年春頃かもしれない。) したがって、円の面積の公式を小