twitterで、こんな発言が流れてきた。 「Wizの呪文は、新言語だった。 例えばMAHALITOならば ・MA(範囲は1グループ) ・HA(火属性) ・LITO(敵モンスターのHP3〜24減らす) という解釈をコンピュータに読ませている。 まさに文字通りの『呪文』である」 気になってネタ元を探してみると、どうも「RPG大辞典倉庫Lv5」の、 「トゥルー・ワード」の項からの引用らしい。 結論から言ってしまうと。 この記述、100%誤りです! 仮にこういう仕様を採用していたとしたら、 Lv1の魔術師呪文であるHALITOは「火属性の3〜24ダメージ」になってしまうし (実際は1〜8ポイントしかダメージがないのは、遊んだことがあればご存じでしょう)、 MAHAMANはHAMANの1グループ対象呪文になってしまうし(実際は効果が増えている)、 DALTOとLAHALITOとはともに6〜36ダメ
「賭博性が強く幕府からさんざん禁止されたため」という説。 しかし、他のゲームでも禁止令の出たものは数多いし、盤双六の滅んだ江戸時代後半は博打が隆盛を極めた時代であり、施政者の都合による禁止令は有名無実であったので、賭博禁止令で滅んだとする説は納得しがたい。 「他に、より面白い賭博ゲームが出現したため」という説。 例えば江戸時代中期には隆盛となったカルタがあるが、盤双六とはゲームの質が違うものであるから、カルタが盤双六の足を引っ張ったとは考えにくい。 また別説として盤双六は次第に賭博と縁が薄くなったためというのがあり、これは後述する「ルールの退行」説を補完するものであり興味深い。 「ルールの退行」説 by 草場 純氏 ゲームの盛衰は糾える縄の如く、大きな隆盛があったと思えばあっと言う間に廃れてしまったり、突然復活して爆発的に流行したりと、大きく変化します。もし衰退期に正しいルール(何が正しい
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