ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は6月9日、優れた携帯電話向け広告を表彰する「第7回モバイル広告大賞」の受賞作品を発表した。個別部門の優秀賞は、アド・クリエーティブ部門がリクルートの「平日アフター6物語」、キャンペーンサイト部門が中央酪農会議の「牛乳甲子園」、マーケティング部門が味の素の「モバイル発!!『クノールスープパスタ』商品開発プロジェクト」が受賞した。これら3部門を統合するグランプリの該当作品はなかった。 選考委員長によると、各受賞作品は従来の基本的な広告手法にユニークな新規内容/表現を加えており、2、3年前に比べてレベルが向上した。アイデアや精巧さといった点でレベルが格段に上がり、本格的なモバイル広告全盛時代に突入したと感じられるという。ただその分、作品に対する審査員の期待感が高くなっており、グランプリ受賞作品の選考は見送られた。 今回は携帯電話というモバイルツールと対象