北海道電力が、再生可能エネルギー発電による電気の買い取りを義務付ける再生可能エネルギー買い取り法案の成立後も、風力発電の新規買い取りを拒否する方針だと報道された問題で、海江田万里経済産業相は25日、「北電には当然、買ってもらわなければならない」と答えました。参院経産・農水・環境連合審査会での紙智子議員に対する答弁です。 記事を掲載したのは13日付の北海道新聞。北電が、自ら定めた風力発電買い取り上限(風力発電連系可能量)36万キロワットがすでに満杯のため、同法案の例外規定(「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずるおそれがあるとき」)に基づいて買い取りを拒否する方針だと報じました。 紙議員は、安易な例外規定の利用を許さず、電力会社に厳しく買い取り義務を果たさせるよう要求。海江田経産相は「北電自身が連系可能量にはまだ8万キロワットの余裕があると認めている。当然、買ってもらわなければならないし、余力