12月1日、東芝は、子会社の米原子力大手ウエスチングハウスが米国で受注したボーグル原発3号機向けの機器を出荷したと発表。写真は東芝のロゴ。都内で3月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 1日 ロイター] 東芝<6502.T>は1日、子会社の米原子力大手ウエスチングハウス(WH)が米国で受注したボーグル原子力発電所(ジョージア州)3号機向けの機器を出荷したと発表した。東芝が米国の新設原発向けに大型機器を出荷するのは初めて。 出荷したのはタービン・発電機を回したあとの蒸気を水に戻して再利用する復水器。ボーグル原発3号機はWHが開発した新型加圧水型原子炉(PWR)「AP1000」を採用しており、早ければ年内にも着工し、2016年に運転を開始する計画。WHは同原発4号機も受注している。東芝は3、4号機向けのタービン・発電機の製造も京浜事業所(横浜市)で開始しており、今後、
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
3.議 題 (1) 中長期措置の実施に係る安全確保の考え方について (2) 研究開発と国際協力のあり方について (3) その他
東京電力福島第1原発事故の収束作業にあたる作業員について、東電と原子炉メーカー2社が3月下旬、事故収束までの高線量被ばく者の数を試算し、経済産業省原子力安全・保安院に報告していたことがわかった。試算によると、50ミリシーベルト以上被ばくした作業員は計約2160人だった。 保安院と東電によると、50ミリシーベルト以上100ミリシーベルト未満が約1680人、100ミリシーベルト以上は約480人と試算した。「経産省によると50ミリ超は約1600人」とする厚生労働省の内部文書が明らかになり、保安院などが27日の記者会見で試算結果を発表。当時公表しなかった理由について、保安院の森山善範原子力災害対策監は「個別の企業情報が含まれているため」などと述べた。 保安院によると、東電、東芝、日立製作所に試算を依頼し、4月1日に保安院が厚労省に試算結果を報告した。内部文書で厚労省は「50ミリシーベルトを超えた者
◇日立、東芝とグループ社中心 作業員のうち東電社員は一部(21日現在2894人中374人)に過ぎず、大半は協力企業だ。 その中心は、1号機(米ゼネラル・エレクトリック=GE=製)と4号機(日立製)を担当する原子炉メーカーの日立GEニュークリア・エナジーと、2、3、5、6号機を納入した東芝(2、6号機はGEと連合)。両社で1000人近くに上り、日立GEは半数が本社とグループ企業、残りが下請けの所属。東芝も同様の構成。日立GEによると、震災当初は混乱していたため東電の指示を待たずに外部電源の引き込みなど独自の判断で作業にあたったという。 高線量のがれきを移動させる無人重機の遠隔操作は大成建設が主体。建屋カバーは清水建設、日立GE、鹿島などが担当する。東電グループでは東電工業、東電環境エンジニアリング、東京エネシスが中核。3月18日に高圧放水車で放水したのも東電工業の社員2人だった。 協力企業の
原発作業員の遺族 労災申請へ 7月13日 4時22分 東京電力福島第一原子力発電所で事故の収束作業をしていて死亡した静岡県御前崎市の当時60歳の男性の遺族が「厳しい作業が死亡につながった」として、13日、労働基準監督署に労災を申請することになりました。今回の原発事故を巡り、死亡した作業員の遺族が労災を申請するのは初めてとみられます。 労災を申請するのは、福島第一原発で作業をしていて死亡した静岡県御前崎市の配管工、大角信勝さん(当時60歳)の妻です。東芝などによりますと、大角さんは原発事故の収束に当たっている東芝の4次下請けの建設会社に勤務していて、5月に施設内で配管工事などを担当していましたが、作業中だった2日目の朝に体調不良を訴えて死亡しました。これについて大角さんの妻は「身体的、精神的に厳しい作業を行っていたことが死亡につながった。過酷な現場なのに医療体制も整っていなかった」などとして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く