時事ドットコム：魁皇、遠い１勝＝力なく、また完敗−大相撲名古屋場所３日目魁皇、遠い１勝＝力なく、また完敗−大相撲名古屋場所３日目 魁皇、遠い１勝＝力なく、また完敗−大相撲名古屋場所３日目 魁皇が鶴竜の突き押しに腰から崩れ落ちると、館内が静まり返った。初日から力のない相撲で３連敗。満身創痍（そうい）のベテラン大関が、あと１勝と迫った歴代最多タイの通算１０４５勝を前に苦しんでいる。 立ち合いは１度、合わなかった。「作戦とかはないけど、相撲の流れは変わる」と魁皇。２度目は頭で当たったが、過去６勝９敗と苦手の鶴竜に突き起こされてずるずる後退。強烈なのど輪を食って、弱々しく倒れた。 場所前に持病の腰痛が出た。それでもこの朝は稽古場で、弟弟子の魁聖と胸を合わせ、立ち合いなどを確認した。場所中に関取と稽古するのは最近では珍しいが、実らなかった。ふがいない結果にも「場所前の調子からいったら仕方ない」と観念したような口調だ。 魁皇は休場を「今は考えていない」と否定したが、
