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euとしんぶん赤旗に関するsnskykskのブックマーク (7)

  • 緊縮路線に対案示す/欧州各国 労組代表が独首相に

    【ロンドン=小玉純一】欧州9カ国の労組代表とドイツのメルケル首相が22日、ベルリンで会談しました。労組側は、南欧の政府債務危機への対応としてドイツが主導する、緊縮路線と財政規律を強化する新協定を批判。対案として、労働者の権利を擁護しながら経済成長も促すとする「社会・成長協定」の締結を求めました。 ベルリンからの報道によると、ドイツ労働総同盟(DGB)のゾンマー議長は会談後、「欧州の財政規律協定は問題を解決せず、悪化させている。もう政策を変えていい時だ。欧州には社会的救済基金が早急に必要だ」と発言。「『社会・成長協定』が必要なのだ」と強調しました。 メルケル首相は声明を出し、「欧州が持続的な基礎の上に成長と雇用を強めることはドイツ政府の利益だ。そのカギは安定した財政政策、強い競争力、そして連帯だ」と表明しました。 会談にはDGBのほか、ベルギー、チェコ、フランス、ギリシャ、アイルランド、イタ

    緊縮路線に対案示す/欧州各国 労組代表が独首相に
  • ポルトガル 首都では数千人デモ/「緊縮やめよ」ゼネスト

    【マドリード=小玉純一】ポルトガルでは24日、労組の二つの全国組織、ポルトガル労働総同盟(CGTP)と労働者総連合(UGT)の呼び掛けで、公務員手当などの削減を盛り込んだ2012年の緊縮予算案に反対する24時間のゼネストが行われました。 航空機はほぼ全便キャンセル。首都リスボンの地下鉄、フェリーもほとんど運休となり、通勤時間は自家用車で渋滞となりました。郵便局も営業停止、学校も休校となり、多くの病院も救急対応だけとしました。 リスボンでは数千人がデモ行進。政府の緊縮政策に苦しむ「スペイン、ギリシャ、アイルランド(の労働者)とともにたたかおう」「銀行家に払わせよ」と声を上げました。 来週、国会での採決が予定されている予算案は、公務員の給与・手当を10年比で25%削減する計画です。 ポルトガルは、ギリシャ、アイルランドについで、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の融資を受ける事態に追い込

    ポルトガル 首都では数千人デモ/「緊縮やめよ」ゼネスト
  • スペイン与党大敗 国民党が政権奪取/批判の緊縮政策は継続/統一左翼は躍進

    【マドリード=小玉純一】20日投開票されたスペイン総選挙で、政権党の社会労働党は下院(定数350、任期4年)で110議席にとどまる大敗を喫しました。最大野党・国民党は186議席を獲得、7年ぶりの政権奪取を決めました。両党の得票率、議席の合計は前回時を下回り、スペイン共産党が中核の統一左翼が躍進するなど、緊縮政策を進める2大政党への反発もうかがわせる結果となりました。 社会労働党の得票率は28・7%、獲得議席は前回比59減で、1975年の民主化以降で最低となりました。失業率が2割を超えるなど、経済悪化に怒る国民の審判が下った形です。一方、「変化への参加」を訴えた国民党の得票率は、同党史上最高の44・6%、議席は前回比32増でした。同党は上院でも過半数を制しました。 下院での2大政党の議席の合計は前回比で27減。得票率の合計も前回比で約10ポイント減りました。一方、統一左翼は、前回比で約3ポイ

    スペイン与党大敗 国民党が政権奪取/批判の緊縮政策は継続/統一左翼は躍進
  • きょうの潮流 2011年11月8日(火)

    自由、民主主義、人権、法による支配―欧州連合(EU)が憲法にあたるリスボン条約で定めるEUの「基的価値」です▼長年戦争の続いた欧州でこの理想のもとに諸国を統合しようとするのがEUです。通貨統合もその一環でした。各国ごとの通貨をやめ、単一通貨ユーロを使うことで経済成長を図ることが目的です。しかし、ギリシャのユーロ導入は債務危機の原因となりました▼ギリシャの「放漫財政」ばかりが問題にされがちですが、2001年にギリシャがユーロを導入した後、ギリシャに金を貸したのはフランスやドイツなどの銀行です。自動車などドイツの大企業はギリシャへの輸出でもうけました▼外国の機関投資家はギリシャ国債の7割を保有しています。「EUのギリシャ救済策は銀行救済」「人民が第一。金融ではない」。先週フランスで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の会場外でそんなスローガンを掲げたデモ行進が行われました▼EUによるギリ

    きょうの潮流 2011年11月8日(火)
  • 「金融市場に屈した」/欧州労連 ユーロ圏首脳を批判

    【ロンドン=小玉純一】ユーロ圏首脳が27日決定した政府債務問題への包括策について、欧州労連は27日、「金融市場に屈した」と批判する声明を発表しました。 ユーロ圏首脳会議は、財政不安国の国債を買う欧州金融安定基金(EFSF)の拡充策の一つとして、特別目的事業体(SPV)を設立して、新興国などの官民の投資を呼び込むことを決めました。この点について、欧州労連のベルナデット・セゴル書記長は声明で、「各国政府がたたかうべき有害な機関を付け加えるに等しい」と批判しました。 そのうえで、欧州中央銀行(ECB)の「最後の貸し手としての役目」を強調。またユーロボンド(欧州共同債)の役割も重視し、「ユーロ圏首脳は、個々の国への金融市場による攻撃に対し、ユーロボンド発行による強い防火壁構築の機会を失した」と批判し、首脳たちに「針路を変え、多くの人々にとっての緊縮と苦境の道を捨てること」を求めました。 欧州労連は

  • 緊縮財政に抗議/欧州各国 首長や労組動く

    欧州各国が財政赤字の解消に向けた緊縮策を強める中で、市民生活への影響が大きいとして、これに抵抗する動きが出てきています。イタリアでは自治体の首長がデモを実施。スペインでは主要労組が1週間のデモを行うと発表しました。 イタリア 地方切り捨てに反対し市長デモ イタリアのミラノで29日、全国の市長が、政府の緊縮策は地方の切り捨てにつながると抗議するデモを行いました。主催者の全国市長会(ANCI)の発表を伝える現地の報道によると約2000人が参加しました。 深刻な財政赤字に直面しているイタリア政府は、欧州中央銀行の要求に従い、先月決定した480億ユーロ(約5兆円)に加え、さらに455億ユーロの財政支出削減策を追加で決定。その中身について検討中です。 これに対し市長会は、政府の緊縮策により地方への交付金が今後2年間で95億ユーロ削減されると指摘。これまでに実施された緊縮策により、警察官の削減などを迫

  • 中国首相が歴訪/ハンガリー 英国 ドイツ

    【北京=小寺松雄】中国の温家宝首相は6月末、今年上半期の欧州連合(EU)議長国ハンガリーと、英国、ドイツの3カ国を訪問し、欧州を重視する姿勢をアピールしました。今年1月には李克強副首相が英独両国を訪問したばかり。今回の温首相の訪問で、中国とEU諸国は、経済・貿易分野でいっそう結びつきを強めることになりそうです。 今回の訪問のキーワードになったのは「経済・貿易の成長」。これには「中国が欧州の経済再建と発展を促進する」(同行した楊潔篪=ようけつち=外相)という政策が反映しています。 経済関係強化 温首相はベルリンで、メルケル首相とともに初の中独政府間協議を主宰。両国の20人余の閣僚が協議し、両国間貿易を2015年までに現在の約2倍の2800億ドルに増やすことを確認しました。 EUは昨年、中国の貿易相手国として米国を抜いて第1位になりました。なかでもドイツとの貿易額は対EU貿易総額の4分の1を占

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