谷崎潤一郎“ノーベル賞最終候補” 9月15日 6時22分 「細雪」などの作品で知られる大正・昭和期の作家、谷崎潤一郎が、1960年のノーベル文学賞の最終選考で受賞候補の1人に残っていたことが明らかになりました。 これは、NHKが行ったノーベル賞の選考資料の公開請求に対して、文学賞を選ぶスウェーデンの学術団体「スウェーデン・アカデミー」が14日、開示したものです。開示された1960年当時の選考資料には、最終選考の対象となる5人の作家の中に、大正・昭和期を代表する日本の谷崎潤一郎が含まれていました。また、詩集「第三の神話」などで知られる、詩人で英文学者の西脇順三郎も、最終選考には残らなかったものの、この年の候補の1人になっていたことも明らかになりました。谷崎は、「細雪」や「春琴抄」などの作品で知られ、最終選考を行ったアカデミーの選考委員は「『細雪』のテーマや物語は現代的で斬新であり、興味深い」
SF作家の小松左京さん死去 7月28日 16時15分 「日本沈没」など、科学的で緻密な知見と分析に基づいた多くの話題作を発表し、日本を代表するSF作家として活躍した小松左京さんが、26日、肺炎のため亡くなりました。80歳でした。 小松さんは、大阪市出身で、京都大学を卒業後、経済誌の記者などを経て、文芸誌に作品が掲載され、SF作家としてデビューしました。昭和38年の日本SF作家クラブ発足当時から、積極的に活動に参加し、地殻変動で海に沈む日本列島の惨劇を描いた「日本沈没」は、上下巻合わせて400万部を超えるベストセラーとなり、たびたび映画化やテレビドラマ化されるなど社会現象になりました。その後も「さよならジュピター」や「復活の日」、「首都消失」など緻密な知見と分析に基づいた数多くの話題作を次々と発表し、日本のSF界をけん引してきました。また、昭和45年に大阪で開かれた日本万国博覧会で、岡本太郎
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