農機大手、ヤンマー提供の気象情報番組「ヤン坊マー坊天気予報」が今月末で終了することが27日、分かった。放送開始から55年、同社のブランドイメージ刷新を見届け役割を終える。 「天気予報」は昭和34年6月1日に放送開始。「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊」のテーマソングで人気を博した。すでに平成12~13年にかけて関東、関西では終了。今年3月現在で青森県から鹿児島県までの全国13地域に縮小していた。 同社は昨年からファッション重視の「農業ウエア」の開発などに取り組み、新たなブランドイメージを模索している。番組終了について、同社は「会社と農業のイメージを変えていきたい。2人は長く出演し役割を果たした」と説明する。 今後、ヤン坊とマー坊はメディア露出を控えつつマスコットとして存続するという。