50周年記念エンブレム(左)が貼られた特急あずさの車両。大勢の鉄道ファンらが見守る中、出発した=15日、松本駅 特急「あずさ」の運行開始から今年で50年となるのを記念した特別列車の運行が15日、JR松本―新宿間で始まった。車両の内外に50周年を記念したエンブレムを貼り、12月末まで走る。この日、松本市の松本駅で出発式があり、鉄道ファンらが列車を見送った。 特急あずさは旧国鉄時代の1966(昭和41)年12月12日に運行が始まった。特別列車は9両編成で、座席のテーブルにもエンブレムを貼った。松本―新宿間を1日当たり上下各1便か、上下のいずれかを2便に増やして運行。運行時間は日によって異なる。 多くの鉄道ファンらが詰め掛けた出発式で、北島喜美雄JR松本駅長は「特別列車を見かけたら、あずさが運行を始めてから50年なんだなと思ってほしい」とあいさつ。北島駅長らの「出発進行」の合図とともに、吹奏