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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (4)

  • 凡人として生きるということ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    凡人として生きるということ (幻冬舎新書) 作者: 押井守出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/07メディア: 新書購入: 14人 クリック: 188回この商品を含むブログ (112件) を見る 内容(「MARC」データベースより) 95%の凡人と5%の支配層で構成される社会。支配層が流すさまざまな「嘘」を見抜けるかどうかで、僕たちは自由な凡人にも不自由な凡人にもなる-。自由な凡人人生が最も幸福で刺激的だと知る、押井哲学の真髄。 とにかく、押井監督は「仕事」と「犬」が大好きなんだなあ、ということが伝わってくる新書でした。 「若さにこそ価値がある」「利害を伴わない友情こそ素晴らしい」というような、巷間で言われている「常識」に対して屁理屈をこねているようで、読んでいるうちになんとなく納得させられてしまう「押井節」は健在です。 こののなかで、押井さんは、宮崎駿監督と自分についてこんなふ

    凡人として生きるということ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    so-1
    so-1 2009/03/13
  • 昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言

    昨日、子供が生まれた。 妊娠をはじめて聞いたときには、正直「あと1年くらい(子供ができるのが)遅かったらよかったのに……」と思ったのだ。 たぶん、子供ができなかったら、ずっと同じことを思い続けていたのだろうけど。 初産で予定日まであと1か月近くあったので、そろそろ名前の候補でも挙げておかなくっちゃな、と考えていたところに、いきなり「破水した」との連絡があり、仕事を終えて産科の病院に着いたときには、もう子供は生まれていた。 保育器に入っているのを外から覗くだけ、というのを予想していたのだが、小さな小さな赤ちゃんは、母親の横で寝るでも起きるでもなく、右手で何かを握ろうとしたり、半分泣きかけたところで考え直したかのように泣くのをやめて半分だけ目を開けたりしていた。 正直、僕は自分に子供ができるのが怖かった。 このエントリで以前書いたように、僕は自分の親、とくに父親の愛情をうまく受け止め、解釈

    昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言
  • 「新しい物語」の絶滅 - 琥珀色の戯言

    「新しい物語」は当に必要なのか? - Hopeless Homeless ↑はとても興味深いエントリでした。 「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)2005年10月号で、恩田陸さんと鴻上尚史さんがこんな話をしておられました。 鴻上:たぶん、チェーホフは役者も選ぶんだよね。小津さんの映画と同じで。シェイクスピアは少々下手な役者がやってもそこそこ観られるものになるんだけど、小津作品もチェーホフも、名優たちがやんないと目も当てられないから(笑)。あ、今その話をしながら、今回ぜひ聞きたかったことを思い出したんだけど、恩田さんって、物語ることが好きなの? 恩田:好きというか、ストーリーというものに興味があるというか……。私には、ストーリーにオリジナルなんかないという持説があって。つまり、人間が聞いて気持ちいいストーリーというのは、ずっと昔からいくつかパターンが決まってて、それを演出を変えてやって

    「新しい物語」の絶滅 - 琥珀色の戯言
  • 旅行者の朝食 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    旅行者の朝 (文春文庫) 作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 50回この商品を含むブログ (105件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間にべられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコなべ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。「生きるためにべるのではなく、べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。 『旅行者の朝』という題名を書店で見かけて、「なんでこんなありきたりの題名をつけたんだろうなあ」と思いつつ購入。 ところが、この『旅行者の朝』という題名の理由も、このを読むとよくわかるようになっています。 正直、そんなに期待して読み始めたわけではなかったのですが、「」とくにヨーロ

    旅行者の朝食 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    so-1
    so-1 2008/07/01
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